小田急の車内CMはつらい

ドアの上のモニターに流れてるCM。あれがね、どうも失恋に似た心のえぐりかたをしてくるからつらい。

ぶっちゃけ100人のうち90人は｢かわいい/美人/好き｣というであろう好感度の高いお嬢さんで、もちろん俺も一発で好きになっちゃうレベル。童貞歴が長い俺にとって、ぶっちゃけ憧れというか、どストレートでタイプな美人さんなわけ。すごく清楚な感じで、決して軽いノリで朝帰りするような人じゃない。

彼も彼でスーツにリュックという今時の草食男子を地でいくようなファッションで、いかにも誠実なマジメくん。こりゃ勝てる要素がない。

そんな二人が終電を逃してどうすんのって考えたら悲しいよ。どう考えたって悲しい。
もちろん、視聴者の健全な判断に委ねられるんだろうけど、どうしたってつらい。

こんな想いは新百合ヶ丘から下北沢まで15駅分停まらない快速急行のごとく、ビュンビュン突っ走って乗り越えるっきゃないね。