ここらで広告コピーの本当の話をします。
筆者は賞をバンバン獲りまくってる有名なコピーライター。
どっかで見たことある広告がたくさんあります。
一般の人に「コピーライターといえば誰?」なんて聞いても、
ほとんどの人が答えられないんじゃないかな。
糸井重里って言う人ならいるかもしれないね。
もしくは、コピーは知ってるけど誰がつくったのかは知らない、というのもたくさんありそう。
意外だったのは、知人の意識高いビジネスマンもこの本を読んでたこと。
さすがこのあたりも押さえておくと仕事にいかせるのかもね。
一流たるポリシーやスタイルは、とても参考になる。
ぼんやり大事だとは思っていたけど、現場で活かすためのノウハウも
改めて勉強させてもらえる。
例えば、コピーづくりで大事なことは……
・USP(Unique Selling Proposition=商品や企画の競合他社における優位点)と
ターゲットをしっかり設定すること。
USPは商品の魅力というより、他社製品と比較した上での強さ。
・ターゲットのベネフィット(ターゲットにとって何がうれしいのか)は、
つくるのではなく見つける。自分で勝手に考えて想像して書いても
ピントがズレてるとしらけちゃう。
インサイトやニーズ、要するに何が求められているのかを徹底的に調査して、
リアルな事実にたどりつくまで調べ尽くす。
・「仕事はワンチャンス。必死でやりなさい」、この文だけ見ると
暑苦しさや息苦しさを感じるかもね。でもちがう。
「これを逃すと後がないぞ」という脅迫ではなく、「千載一遇のチャンスだから
納得いくまで最大限の試行錯誤をして何とかモノにしよう」という
ポジティブなもの。考え方次第。
あと、部下が良いコピーを書けなくて「コピーライターが良いコピーを書けなかったので白紙のまま出稿します。」ていう広告をそのまま出した、みたいなくだりがあったけど、本当なのかしら。
ぜひそれを見てみたい。
さいごに。
これだけではどうしても気になったのが、表紙の文字のレイアウト。
広告表現において、文字の配置や改行位置に注意して読みやすくするのは基本中の基本。だから
ここらで
広告コピーの本当
の話をします。
↓
ここらで
広告コピーの本当の
話をします。
にしたらよかったのでは。。。