はなみずにっき

はなみずぐらいのブログ    コピーライター/脚本家

マスク最高。でも依存しちゃう。

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風邪か花粉か原因はわからんものの鼻水・咳・たん・倦怠感とか
もろもろの症状が続くので、マスクをしてみた。

ふだんはそういうマナーやエチケット的なルールを
ガン無視することで自尊心を満たすタイプのクソ社会人なので、
マスクで仕事場にいくのは初めてのことである。

いや、マスクをしない理由もないことはない。

例えば「自分弱ってますアピールはダサい」という
旧社会的なモラルを自覚しているから。
熱血少年漫画と体育会系マッチョイズムで青年期をすごした自分にとって、
弱みをさらすのはアイデンティティの喪失に値するほどの油断と言える。

だから「マスクをするほど弱いやつは、大人しく自宅で休んでろ!」
と言われたら、どんなにラクか。


アホくさ。それ以上に大きな理由は
視線恐怖症だし回避性パーソナリティ障害だし、
要するに誰かに見られたり話しかけられたり興味を持たれたりするのが苦手だから
「お、あいつマスクしてる」
とか思われたくないの。

笑われること、恥をかくこと、排除されること、嫌われることを極端に怖がり、そのために、社会的な交流を避けようとする傾向をもつ。

回避性パーソナリティ障害 - Wikipedia


おほほほ、自意識過剰すぎる。そんなしょうもない自分で30年やってきたから許して。

んで、話をマスクしてみたことに戻すんだけど
これめっちゃ快適ね。

肌荒れというか表情ぜんぶ隠せるし、何より口元を隠せるから
ネットで遊んでニヤついたり、一人でネタ考えてほくそ笑んだりしてもばれない。


目元にちょっとシワができても
「あれー、目もかゆいなあ」的な表情ストレッチをすれば一瞬で解決。


さらに、マスクをすることによって持たれる
「あいつ体調万全じゃないんだな」感はたしかにあるので、喋らなくても良い。

拡大解釈すれば、対人コミュニケーションを最小限まで省略できるのだ。

何か聞かれたら返事も
「はい、わかりました……」
で済む確率は、いつもの10倍以上に跳ね上がる。


うわお、マスク最高。

 

ただ、この快適すぎる生活条件に甘んじていると
人としてダメになる。

だから、やる気ないとかは病気じゃなくてもマスクしてみると
気持ちはラクになるのでおすすめよ。