【映画感想文】(500)日のサマー
運命は、自分でつくる。
やー、おもしろい映画でした。
後半残り10分ぐらいまでは「ふーん」てな感じだったけど
ラストで持ってかれましたね。
・あの子はあれかい『キック・アス』の子かい?
・外人も飲み物を吹き出す、ていうベタなリアクションするんだね。
・「愛は絵空事よ」
「愛してる」と言えば命取りになる。
・サニーは男ウケするめっちゃノリの良い子なんですね。
公園で「ペニス!」と叫ぶシーンなんて、やば。
・初めてエッチしたであろう日の後の高揚感、ハッピー感、
幸せオーラ、はしゃぎっぷりの描写は思わずこっちもにやけるね。
・キスとかエッチとかするくせに
「真剣に付き合う気はまったくないの」とか言うかふつー。で結局は振られてしまう。
振られた、つまりつまり別れたってことは、
「お互いにとって運命ではなかった」ということになるわけです。
それを肯定的に考えて、さっさと次の恋に行きましょうや、お互いにね、
て感じであっけなく行っちゃう。女子はこの辺の切り替えはやいよね!
軽く憤りすら感じるわけ。
そんでトムは恋愛恐怖症に陥っちゃう。
仕事どころか人生についても悲観的に。
わかる、わかるぞ……!
さいごに、建築っていうモチーフも1つのメタファーなんでしょうかね。
・人工(理性)と自然(感情)の相克とか
・無から自分の領域を構築する(湧き上がる)営みとか
・失恋と出会い=スクラップアンドビルドていうか
そう言う意味でも深い深いメッセージ性を楽しめました!