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はなみずにっき

はなみずぐらいのブログ    コピーライター/脚本家

乳酸菌ショコラはわるくない

https://prtimes.jp/i/2360/620/resize/d2360-620-811277-1.jpg

 

乳酸菌ショコラの「生きた乳酸菌が100倍とどく」ていうコピーが
消費者庁からツッコまれたらしい。

これ、書いた人は薬事法とか当然意識してたはず。
「大丈夫ですかね……?」とか確認取ってるはず。
でも「根拠あるんだから大丈夫っすよ、いっちまいましょう!」とか言われたんだろうな。

でもその根拠は実際、微妙だった。

diamond.jp

 

たしかに、実験では乳酸菌をチョコレートで保護したら、
ほかの乳酸菌の粉末とか乳酸菌配合ドリンクと比べて
33,000倍も残ってたらしい。
100倍どころじゃないよ。
33,000倍だよ。

でも、それはあくまで試験管に入った人工液の中での話。
だから人体にも言い切れるかは怪しいんだって。

そもそも乳酸菌とかは消化・吸収に個人差があるから、
栄養の数値化も実は厳しいんだとか。

えらいもんで、研究を担当した教授本人もこう言っている。

 

「現在の科学技術では人間の腸内でどれだけの乳酸菌が生きているかは人間を解剖して検証する以外に定量的に測れない」

と……。

やっぱり、ストップをかけた人はいるはず。
でも広告としてのインパクトを重視して
「研究ベースで33,000倍あんなら控えめにいっても100倍で行けんだろ!」とGO出した人もいるはず。

こりゃ気の毒としか言えない。
炎上商法狙いとか「ツッコまれたら差し替えりゃいいか」ぐらい軽いノリだったとかは思わないけど、
33,000倍ていう数字を使いたくなるのもわかる。

そこで「たくさん」「もっと」「驚くほど」みたいな言葉が濁すと
コピーとしての訴求力はふわっとしちゃうからね。
難しいよなあ。。。

 

……と、この辺でふわっと着地させようと思ったんだけど、
オチがないので少しツッコんで調べてみた。
妙にざわざわしたっていう直感もあるけど。

このコピーを書いたのは、この人らしい。

https://www.tcc.gr.jp/uploads/copitan/4f/4fe057850111e3e617d33e3e1f794ebfb672fcec.jpg

売れっ子コピーライターの、こやま淳子さんだ

 

www.koyamajunko.com

 

この人のことはよく知らない。
でも、良い印象は持っていない。

というのも、以前こんな記事を見たからだ。

 

f:id:ichihara103:20170220225121j:plain

 

コピーライターの登竜門的な大きいコンペで
審査員をやってらっしゃるんですが、
そこでのコメントです。

 

今の自分にはムリかもみたいに謙虚な姿勢を見せるかと思いきや、
なんだかんだ言った後に
「100万円くらい自力でさくっと稼げてしまうからです」って……。
こういう言い方はないでしょう。嫌味というか、傲慢というか。
何より品がない。

 

まあ、私は協賛企業どまりにも手が届かないので
スキル的には天と地ほど差があるから何を言っても僻みにしか聞こえんでしょう。そこはホント力不足でごめんね。

 

仕事というか広告には何の罪もないのに、
作り手の印象が悪いと擁護する気がなくなる。

 

作家と作品は別物。
これはミュージシャンとかにも言える。
クスリやってる人は悪いけど、クスリやって生まれた音楽は悪くないとか。

 

いや、ううん、なんかもう、だいぶ話が相当ズレそうだから、この辺で失敬。