児童書っておもしろい
2009年に書こうと思ってオチがつかないので放置していた日記です。
オチがないからあしからず!
銀行で口座をつくっている間に、児童書を読みました。
一冊目
『コキヘ・フカシーモ3世』
引用:
コキヘ・フカシーモ3世―おいものすきな王さま - ティモシーとサラ:芭蕉みどりのページ
幼いながら国の主として激務をまっとうするコキヘ・フカシーモ3世。
ある晩、さつまいもをたらふくつまみ食い。
夜が明けると、異常にお腹が膨らんでいるではありませんか。
それを見て心配する家臣たち。
そして皆の前で大放屁。
人も城も景気よく吹っ飛び、賑やかなふかしいもパーティが始まるのでした。
めでたしめでたし
二冊目
『きょうりゅうぱずる』
ジャングルに隠れている恐竜を探したりする本。
三冊目
『まめっこひろってポンポンポポーン 』
おばあさんが地面にこぼれたきなこを舐めたら、
その時いっしょに蛙を飲み込んでしまった。
蛙を退治するために、蛇を飲み込むおばあさん。
さらに、蛇を退治するために鵜を飲み込む。
鵜を退治するために、ついには鉄砲を持ったおじいさんを飲み込む始末……。
体内でもがもがされているところ
大放屁。
おならといっしょにみんな飛び出してきて、
めでたしめでたし。
それから、区役所で年金の手続きをしている待ち時間も
『仔牛の春』
という、仔牛の背中で四季や成長を表現するなんて本もありました。
牧歌的で穏やかな仔牛が愛らしいんです。
児童書とはいえ、あなどれませんねえ。
『図書館戦争』だったかな、「童話は大人たちが抱える問題をわかりやすく提示している」
とかいう台詞があった気がします。
子供向けの本も、解釈によってはいろいろなテーマを含んでいるのが発見できるのでしょうね。
ヘーゲルも「自分の知のレベルによってものの見方(世界)は変わる」
と言ってた記憶があります。
自身が発達・成長すればするほど、世に点在する多くの魅力を見つけられるなら、
それは未来の楽しみと言えるのかもしれません。