はなみずにっき

はなみずぐらいのブログ    コピーライター/脚本家

人生たのしいですか(シリアスな話じゃないです)

「人生チョー楽しい。やめらんねえわ」


私は友達が少ないということを差し引いても、
こんなことをいう人に会ったことがない。
(芸能人とか経営者とかの成功アピールの武勇伝じゃなく、リアルな人で)

さらにいうと、宝くじにあたった瞬間とか
そういった偶発的な成功じゃなく、
努力を怠らず常に目標をクリアしていき
自分の実力で成長し続けていく人を知らない。

・だって、人生なんて、そんなもんじゃん。
ブッダちゃんも言ってるじゃない。「一切皆苦」と。

・人生なんてツラくて当然。
みんなしょんぼりしながらたまにいいことがあって、
そんな感じで死んでくんだろ。


て考えの人ばかりに思う。
(あくまで私の周り)


でもそうだろうか。

本当にそうだろうか。


ナンセンスな確率論ですが、同じ生まれるにしたって
日本に生まれるのは結構なミラクル。

さらに五体満足で、頭も正常に働いた結果、なんとか大学まで卒業できた。
さらにいえば、周りの人も結構いい人ばかりだから
人間そのものを恨むような悲劇にも会わなかった。
さらにいえばそもそもヒトに生まれるのもウルトラミクロなパーセンテージ。

いやまあ、鳥に生まれたかったとか思う人もいるだろうけど
少なくとも、私はかなり恵まれた人生だったわけです。
つまり人生を謳歌するに足りる、いわば羨ましいレベル。

その僕がですよ、いわば甘やかされて育った人が
仕事でああああ!
会社でああああ!!
人間関係でああああ!!!
社会にあああああああ!!!
とかいったところで、しょうもないんですよ。
ほんとに苦労してる人はもっとしてるだろうし。
(自業自得とかは抜きにして)

まあ単純な話、そんな自分なら冒頭に言ったような
「人生チョー楽しい。やめらんねえわ」と思えるんじゃないかと。

そして自分が周りに良い影響を与えることができれば、
オセロみたいにだんだん良い方にひっくり返って
さらにその人らもその人らの良い方にだんだん広がっていけばさ。ロマンチック。

「世の中ファックだぜ」ていう人口が減って、
世の中楽しくいこうぜ的なノリが広がって、
もろもろやりやすくなるんじゃないかしら。

ということで、少なくとも私はいつでもゆるく楽しく元気にいきるべきなのです。
おしまい。

10月につくったものまとめ

【仕事】


クラウドワークス勤務にも慣れてきました。
勤務地である「恵比寿ガーデンプレイス」を「えびがー」と略して
こなれ感を出していこうと思います。

・水道業者の事例紹介マンガ(シナリオ制作)
・イベント企画会社のコーポレートサイト記事企画
・ゲームアプリのアップデート版シナリオ作成
・電飾器具メーカーのカタログ作成(執筆・校正)


【公募】
●C-1猫派が思わず犬派になってしまうコピー
宣伝会議賞
FM徳島 CMコピー大賞2016
●第4回 ノムコム「おうち川柳」コンテスト
●第26回 KRYラジオCM大賞
●第11回 赤十字・いのちと献血俳句
●第2回 司法書士川柳
●第2回 3才のためのお話投稿コンテスト
●新語・流行語川柳大賞

【創作・ネタ】
●コピー作品前半分(ハロウィーン)

 

●イラスト


10月はあっという間だった……。
やりたいことの40%ぐらいしかできていないです。
とはいえ充実しているので深く考えないことにしました。


特にC-1グランプリ宣伝会議賞という、コピーライターにとって大きな公募で
「これいいじゃん!」てものが書けたので楽しみにしてます。


ではまた!

ふつうとは

「せんせい。しつもんです」
「はい。なんですか」
「『ふつうにかんがえて』といふのは“じぶんにとつて”のふつうですか、それとも“せけんにとつて”のふつうですか」
「そりや世間の方だらう。君の意見ぢやなくて一般的な意見を鑑みるべきだ」
「でもわたしは、せけんがどうかんがえてるかわかりません」
「ははは、だからその立場になつて考えてみるとゐい、ということだらう」
「でも、せけんのなかにわたしはふくまれていないんですか」
「どういうことだい?」
「せけんにわたしがふくまれていないなら、せかいはつねにわたしとわたしぢやないもののたいりつこうぞうになつてしまいます」
「ふむ。むつかしいな」
「ていうか、せけんていったい、だれのことですか」

【イラスト】ティピピ

TPPのことがよくわからない人向けに、
ゆるキャラをつくってわかりやすく説明しよう!」
と思って考えました。

 

【名前】
ティピピ

【特徴】
・日本と世界を渡る象徴として、鳥がモチーフとなっている
・羽根が「T」、両目が「P」「P」
・農作物の代表として、ごはんをベースにした
・語尾は「ティピ!」

f:id:ichihara103:20161004151700j:plainいや、キモいわ。

【映画感想文】シン・ゴジラ

 

f:id:ichihara103:20161006180510j:plain

 

観たよ『シン・ゴジラ』!

100点満点で120点とかそういう陳腐な表現になっちゃうけど、
マジで期待以上でした。


以下、思ったことです。
考察とかネタばれとか、そういうコムズカシイことじゃないのでご安心を。
ただクソ長いのでご勘弁。。。


・プロが集まる。映画も同じ。

そりゃ未確認巨大不明生物が国家を脅かしてるんだから当然だけど、
プロ中のプロが一堂に会するんだよね。
各省庁のトップが集まったり、専門分野で戦ってる人たちが議論したり、
なんというかもうすべてが圧倒的。

オールマイティで中途半端な人なんて何の役にも立たないのがよくわかる。
究極的なスキルとか知見を身に付けた人の方がよっぽど重要。

これって映画の世界もきっと同じだよね。
チャップリンみたいに脚本から主演から監督から音楽から何でもできちゃうのがすごいと思われがちだけど、やっぱそれぞれのプロが全力を発揮した方がおもしろいものに化けそう。なまじ監督がぜんぶできちゃうと、監督自身の想定レベルを超える何かがでてきにくかったりするんじゃない?

 

・感情より理性を優先させている。いわゆる「不確定要素が多すぎる」

映画とかすべてのフィクションって、こう盛り上がりどころがあるじゃないですか。その原動力になってるのってたいてい「感情」なんですよね。

恋愛とか勝利とか夢とか成功とか、その辺の生々しい感情が人物を動かしてるのが一般的でしょ。そこに共感が生まれて感情を揺さぶられて持ってかれるわけ。

でも、『シン・ゴジラ』の中核にあるのはこうした感情論はほとんどないんですよ。いわゆる熱さがない。もちろん、各人物のバックグラウンドや想いはピックアップしてないだけであるのはわかるよ。でもそこをあえて伏せて、官僚としてそれぞれの責務を淡々とこなしつつ最善を目指していこうっていうクールな感じが超シビレた。
劇中のセリフであったんだけど「不確定要素が多すぎる」ていうのは、感情論の行動結果を予期しての見解なんですよね。まあその不確定要素(いわばギャンブル性があるからこそ、成功した時の盛り上がりがあるわけだけど)を排除することでできる限り成功率を高めようとする姿が素晴らしい。例えて言うなら、新人社会人が精神論で「燃えて燃えて頑張りまくって」成功するのがドラマになるけど、今回はそうじゃない。むしろその上司が新人社会人に「燃えて燃えて頑張りまくって」失敗するのを避けるために、「冷静に冷静に合理的判断に徹して」仕事を進めるみたいな。かえってよくわからんか。

・絶望/非日常との向き合い方をシミュレーション

 

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ぶっちゃけ怖かったです。最初のゴジラ。蒲田だっけ?あれに来たやつ。なに、ラブカっつーの?この画像のやつなんだけど。めっちゃ怖い。クソでかいこんなやつに足生えてズンズン迫ってきたらもう絶望っきゃない。そもそもでっかいもの恐怖症なのに。でもフィクションにせよ夢にせよ、こういう怖いものを知ってるのと知らないとでは全然ちがう。だからなるべくこういう怖いものは耐性をつけといた方が良い。

同じく、テロとか地震とかで東京が壊滅状態にある危機とかも、自分の中でちゃんと想像(シミュレーション)することにも価値がある。非日常でパニクっちゃうともうおしまいだから、ちゃんと見とこう。

 

・矢口(長谷川博己)と泉(松尾諭)はなんか既視感あるなー、と思ってたら『デート』

 

 

『シン・ゴジラ』の作品とはまったく関係ないとこで、知識とか経験がリンクするってのもおもしろい。そういう意味でも、いろんなことを知っておくって人生が豊かになるっぽい。

 

・官僚/政治家になりたいと思ったらもうムリ

官僚かっけーなー、今から目指そうかなーと一瞬思ったんだけど

公務員試験には年齢制限があるらしい。。。そりゃまあムリや。現実に戻してくれてありがたい。

 

・人脈って大事

人脈って言葉はあんま好きじゃないんだけど、知り合いが各方面にいるってことはいいね。まあ、人として相性の良し悪しとかポリシー的な相違とかはもちろんあるだろうけど、いざという時に頼れる人は多いに越したことはない。根回しとか大人の作戦みたいなものじゃなくて、単純に同じ仕事を一生懸命頑張る仲間って考えたら大事and大事だしね。友達いない私にとっては遠いな。

 

・だれやー!

エンドロールで出演者がズラリofズラリで流れてくるんだけど、目で追うのが精一杯。
え、KREVAいたの?とか。え、もしかしてあの人?みたいに思い出してるヒマはないぐらい
すごいたくさんの人がいる。
で、がんばって目で追ってるとイヤでも目に付く珍名さんもちらほら。
例えば「ペロリ」。
あと「吉田ウーロン太」「ラブ守永
それから「森きゅーり」なる人のもいた。
だれやー!


終わりもゾクっとくるね。しっぽが骸の山なんだもん。
あ、これもネタバレになっちゃう??


とまあ勢い任せで殴り書きしてみました。
たぶん自分でも書いててよくわかんないぐらい、
興奮しちゃってるんでしょう。
いかんな、それこそ不確定要素が多すぎる。

とにかくすごいおもしろかったです。

9月につくったものまとめ

【仕事】



引き続きクラウドワークスで仕事してます。
みんなキラキラしててカッコいいよ!


水道業者の事例紹介マンガ(シナリオ制作)
イベント企画会社のコーポレートサイト記事企画
サイト記事の対話形式にして編集するシナリオ制作
イオンリテールのファッション関係POPコピー制作
この4件は9月からの継続です。


【公募】
●第4回 税をテーマとした川柳コンクール
●第6回 孫の日川柳コンテスト
●第2回 受験川柳
Hi-Six CMコピー大賞 2016(-919)"
●SUUMO 緑のある暮らしコンテスト
●第10回 「珍味川柳」募集

 

【創作・ネタ】

 

 



 

 

 

 

 

特に目新しいことはないですね!
クラウドワークスの仕事が始まってからはなかなか時間が取れないので
うまくバランス取りながらやっていきます!

ではまた!