カルテットは最高だったから最高に冷めた
みなさん、ドラマ観てますかー。
毎シーズンで2、3本は好きな作品が出てきますよね。
4月はバタバタしていてチェックしきれなかったので、
今さら撮り溜めてたドラマを観てます。
前期でもっとも注目してたのは
冒頭にもある通りですが、『カルテット』です。
殺人の疑惑のハラハラ感と
リアリティあふれるアドリブの応酬のような自然な掛け合い、
そしてすべてに細工が凝らしてると思わせる巧みな演出。
変にツッコむ所もほとんどなく
回が進むに連れてどんどんのめり込んでいきました。
ネット界隈でもいろんな解釈とか考察が飛び交って、
仕掛けのうまさや発見に感動を覚えたものです。
「これは自分史上、歴代ドラマのトップ3に食い込んで来る可能性もあるぞ〜」
と期待度がぐんぐん上昇。
……が、結果的に言うと冷めてしまいました。
なぜかというと、運営がコメントを出してしまったからです。
あるネットでの考察に、「時間逆戻り説」というものがありました。
なるほど、その主張や根拠に納得できる部分も多く
どう回収するかも注目の的に。
しかし、その説に対して
運営が「いやいや、それはちがいますよ」
と公式発表してしまったのです。
【お詫び②】
— 【公式】火曜ドラマ『カルテット』 (@quartet_tbs) 2017年3月2日
いくのを黙って見ていられず、どうにか食い止めたく思いました。
第6話で、別府さんの携帯画面に映されていた2月6日という表記、および家森さんの携帯画面に映されていた時刻は、私達の単純なミスです。
本当に申し訳ありませんでした。
ドラマは基本的に第1話から時間順に
「時間逆戻り説」の理由となった本編の一部について、
それはただの人為的ミスだったとのこと。
運営としては、
「いやいや、こっちのミスで変な解釈させちゃってごめんね」
という誠意を示したのかもしれません。
でも、それっていりますかね??
極端な話、言ってみればドラマの解釈なんて人それぞれ。
まして、完結していない物語の途中で
答え合わせをされると窮屈に感じてしまうのではないでしょうか。
実際、私はそこでブレーキをかけられた気になったのが事実。
「なんだ、ちがうのか……。じゃあ、どんな展開なんだろう!」
とムダに、勝手にハードルが上がった割に
それを超えられず、むしろちょっと
グダグダってなっちゃったからです。
クレームをつけるつもりはありません。
ただ、最高の作品になる可能性があっただけに
非常に惜しまれるドラマでした。
実はまだ録画しているのを消せないでいるので 、
このモヤモヤが治まったら
ピュアな気持ちでもう一回観てみるつもりです。